topics 比叡山(自分の中の仏さまに会に!)
2007年10月13日 晴れ
石場駅⇒坂本→滋賀院門跡→西教寺→日吉大社→坂本ケーブル⇒山頂→根本中堂→文殊堂→大講堂→戒壇院→東塔⇒横川中堂→恵心堂→元三大師堂→定光院⇒浄土院→椿堂→にない堂(常行堂、法華堂)→釈迦堂⇒比叡山山頂⇒叡山ロープウエイー⇒ケーブルカー⇒八瀬⇒柳本町⇒⇒京都駅
費用:京阪電車 230円、日吉大社:300円、シャトルバス:800円 坂本ケーブル:840円、比叡山:550円円、叡山ロープウエイー(ケーブル込み):840円、叡山電車:230円、京阪本線:260円 JR:140円

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区  分 時間  コメント
石場駅 6:05 京阪電車に乗って坂本まで。県庁の都市大津と言う華やかな感じは薄いですね。群馬にしろ栃木にしろもう少し県庁都市と言う威厳が薄い。電車は早いのかお客は少ない、1両の電車はやがて坂本駅に着く
坂本駅 6:25 坂本の顔は一つは比叡山で修行したお坊様が住んだところで歴史を感じる町並みに成っている。駅を降りると直ぐ右に高札!最澄様が持ち帰った実を蒔いた日本最初の茶園だそうですが。広い道を登ると正面に日吉大社に達するが、蕎麦屋さんのところを左に曲がって、その先を右に曲ると、長い坂道の先に滋賀院門跡が有る。
滋賀院門跡 7:45 突き当たりの門は一般客は入れない、右に折れて入る、早いので参観は出来ない、外から眺めて出る。ここまでの道の右には立派な石垣が続く、再びさっきの日吉大社への参道に出て、その前を右に曲って県道を歩いて行く、大きな舞台のような建物が有るが?看板が無いため不明、人家のまばらな舗道をさらに歩いて行く、坂の下に駐車場が有り眼下に琵琶湖が望める、稲穂が干されていて良い風景です、坂を登ってしばらく行くと右に西教寺の標識が有る
西教寺
8:12 手前に駐車場が有り山門を潜ると坂道の参道になる、突き辺りの門は入れない、左に回ると宗祖大師殿が有る、立派な門があります、入って振り返ると湖面が光って見える、お参りして右に進むと本殿になる。本殿は大きな講堂、上がって内部に入ると天井まで高い仏さまは厨子の中で閉められている、前に有るのは複製でしょう、庭には明智光秀公と一族のお墓が有る、歴史を感じますよね、なぜ光秀公は本能寺に行ったか彼に聞かないと解らないなぞでしょうね?次回は坂本城跡を訪ねる旅が必要かも、石田三成と共に興味の有る人物です、昨日は義仲寺脇を通って来ましたがこの時代を精一杯生きた人の足跡を訪ねたいですよね。先ほどの来た道を戻る、天気も良くなり暑い位。
日吉大社 9:11 その先左がケーブル乗り場、右は日吉大社、受付の先の登りの脇にはもみじの緑が美しい、もうじきこれが紅葉して綺麗でしょうね。広い境内に多くの仏閣が有るグルッと回るだけしか今回は出来ませんでした。右回りに降るとその先に旧竹林院が有った、と言うことはさっき戻った場所に出たことになる、ようやく場所が解った。
旧竹林院
9:40 綺麗に手入れされた石畳を進むと受付があり、玄関を入る、部屋は開けていて緋毛氈が敷いてある、ここから眺める庭園は山有り渓流あり池ありなかなか枯山水とは又違った趣の有る風景です。お茶が戴ければ一服なんて良いでしょうね。表に出る、右回りに庭を歩ける狭いが部屋から眺めるのとは又違った風景です。途中に東屋の茶席が有り文化財になっていて入れませんが脇を通ってさっきの部屋の前の建物の脇に出る。一旦坂本駅まで戻って、荷物を取って再び参道(日吉馬場と言うらしい)を登る、時間が早いが門前の蕎麦屋さんへ入る、ご主人が蕎麦を伸ばしている、それがすごい、麺棒に巻きつけて伸ばしていて最後は折りたたんでいる?私がやったんでは折れてしまいますが?食感は蕎麦の柔らかい感じと言うより少し弾力があり慣れないと?。参道の脇の石垣は穴太衆と言うこの地方の職人の遺構だそうです。
そろそろ観光客の方も入って来る、さていよいよ今日の目的地の比叡山へ、坂本ケーブルへ向かう、駅前はにぎやかな声、小学生の団体さん?どうも何かのサークルの遠足みたいですね。
坂本ケーブル 10:20 2両のケーブルの一番後ろに乗るが、ハイキングの団体さんと一緒で立ち見のため座った場所からは後の風景は人で見えない、途中から琵琶湖が見えるが人垣からチラチラ見える、12分で山頂駅に到着。
根本中堂
10:55
山頂からは琵琶湖が少しの範囲で見える、さすがに山の上は日陰の場所も有り少し寒い、上着を着込む、事務所の広場に出て左に折れると緩い坂になり、根本中堂です。ここは高校の時団体で来ているがこの風景しか印象に無い。靴を脱いで中に入る、さすがに「国宝」だけに歴史と建物の重厚さ、荘厳さを感じる、左側の回廊から中に入る、丁度法話の最中で最澄様の「一隅を照らす」の終わりの頃でした、正面に不滅の宝燈が3つ点いている1200年の間消えることなく守っている、なかなかこのような歴史を続けるのは大変ですよね。
文殊楼 11:15 根本中堂から階段を登った所に文殊楼が有る、2Fに上がってお参りする。位置からしたらここから入るようになっているのだが今は左からになっているようだ。ここから再び事務所前の広場に出る、ここに坂本の蕎麦屋さんが有る?何だ急いで食べることは無かった、緩い坂を右に登ると大講堂に出る。
大講堂
11:28 入り口に鐘楼があり皆さんが突いている、その先に大きな建物、大講堂です、ベンチ一休み。
今日はここの参観はパスして隣の戒壇院へ。
戒壇院 11:35 階段を登ったところが戒壇院。「世界遺産に登録された延暦寺・東塔にある戒壇院は、伝教大師が入寂後に建立の勅許がおり、828(天長5)年に創建されたもので、国の重要文化財に指定されている。戒壇院は天台宗の僧侶が受戒するお堂で、内陣には釈迦如来座像、文殊、弥勒両菩薩が祀られている。」HPより引用。お坊様に成った事を認める事を行う重要なお堂です。
東塔
(法華総持院?)
11:45 左の鬱蒼とした坂道を登ると天井が開けて、新築成った伽藍の広場に出る、正面に講堂、左に東塔、その間を回廊が結んでいる、手前に?水琴窟の表示が有り岩を水が流れている、「ピチャンポーン」「ピチャンコーン」となんとも言われぬ音が響いている。
ここから戻ってさっきの戒壇院の脇を通って延暦寺バスCに出る、シャトルバスの切符を買って時間待ち。
延暦寺バスCーバス
ー横川バス停
12:06
ー12:18
横川までは5kmちょっと、歩くには今日は時間が無い、バスで移動。お客様はほぼ満員、稜線の上を走る、脇を行者回峰の細い道が有る、ここを毎日1000回/3年間休まず歩く(写真では走る)すごいとしか感じませんね。
横川中堂 12:33 根本中堂から離れているこんな場所に何で開いたのか?バス停から林の中を緩く降って行く、左に池が有りその先に横川中堂の横が見えて来る、手前の坂を登ると正面に出る。中に入ってお参りする。さて地図で確認、ここから緩く登って突き当たりを右に曲ると恵心堂。
恵心堂 12:44
元三大師堂
12:50 少し降りながら戻ると左に元三大師堂が有る、本堂の棟に大津絵が3枚上がっている(写真)、ここはお守り札の発祥の場所、小さい説明版に書いてある。
さらに進むと右の建物が有るが「立ち入り禁止」、鈴の音がして修行中と思われる人たちが入っていった。
ここから坂道を下って行く、しかもかなりな降りで登り返さなければ成らないからちょっと心配、300m位で定光院に到着する。
定光院 13:05 日蓮が12年間住んで修行した所、正面に上人の銅像が建っている。
ここから折り返して戻る、やはりこの登りはキツイ、先行の女性の方、初老の方を追い越して元三大師堂前に戻る。
バス 13:30
ー13:37
元三大師堂に戻った時に帰りの時刻表を見たら20分発?5分しかない(土日は30分)飛ぶようにバスターミナルまで戻る、次は1Hr後ですから、何とか間に合う?発車しない!「発車は30分です」のアナウンスに!アーそうか曜日で違うんだ。
浄土院 13:43 先ずはここに行かねば、ここに最澄様のが祭られている。
比叡山で一番神聖な場所、なのに静か、ここに入る人は居ない。すれ違った人もここを通り過ぎて行く、静かなたたずまい、白砂は綺麗に清められていて、刷毛目の綺麗になっている、1200年の彼方からどんな思いで眺めているのでしょうか?
椿堂
13:52 戻って、さっきの道に戻る、その下を行くと椿堂、今は荒れているが、聖徳太子様関連のお堂です。質素な作りでですがなかなかの風格です。脇を通って行くと坂の上ににない堂があります。
にない堂
(常行堂、法華堂)
13:53 椿堂から舗道に戻るとにない堂が有る、手前は緑のコケが綺麗(写真)回廊でつながっているお堂、今も現役で使われている、「静かにして下さい」の看板がある、二つのお堂を回廊でつなげっているのが「荷い」に似ている事かららしい、そういえば同じ建物が左右にあり解る。
釈迦堂 13:57 にない堂の間を過ぎ、階段を下って行くと庭の向うに荘厳にたたずんでいる。信長の焼き討ちで焼けたあと、秀吉の命で麓の園城寺の金堂を移築した物で比叡山で一番古いものだそうです。
本当はここから「瑠璃堂」へ行く予定だったが地図を確認しなかった為このまま駐車場に戻ってから気が付いていまさら行くには時間が無いので諦めた。
バス 14:30
-14:50
バス停で時間待ち、山頂までバスで移動
比叡山山頂 14:50 山頂からは京都の町と琵琶湖が比叡山をはさんで見える、位置関係や京の町からの比叡山の関係が解った様だ。
叡山ロープウエイー 15:10
-15:20
時間が有るが、ゴンドラまで乗せているが6人ほどしか座れない、出発までなんとなく風景を眺めている。眺めは良い、多分京都の北側だろう町並みが見える。
ケーブルカー 15:20
ー15:33
出発までロビーの千日回峰の写真を見る、すごいですね、走るように回っているよ。2両の車両で急な斜面を下る、ガイドさんの声と口調がハスキーで面白い。
叡山ー出町柳ー東福寺ー京都駅 駅から歩いて叡山駅まで直ぐ、駅で京都駅までの案内を確認する、出町柳で電車の出発を中で待つ、気が付いたらウトウト乗り過ごしそうになる、東福寺でJRに乗り換え、無事に京都駅に着く。
仏さまに会いに行って来ました、ところが何処でも会えませんでした?皆さん恥ずかしいのか扉の奥でかくれんぼ!
心の奥で手を合わせれ来ました、なんか格式と言うか?良く判りませんがちょっと遠い存在の仏さまでした。

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