topics 焼き物と古い城下町を訪ねて
2007年10月27日ー28日 晴れ
10/27 博多駅⇒厚狭駅⇒長門駅⇒東萩駅→松蔭神社、吉田松陰歴史館⇒ホテルへ
10/28 ホテル→椿群生林→笠山→ホテル⇒東萩駅→熊谷美術館→旧周布家長屋門→旧繁沢家長屋門→旧益田家物見倉→北の総門→萩博物館→萩城跡(指月公園)→萩焼資料館→萩史料館→旧厚狭毛利家萩屋敷長屋→野山獄跡、岩倉獄跡→東萩駅⇒萩しーまーと→東萩駅⇒長門駅⇒厚狭駅⇒博多
費用:吉田松陰歴史館500円、熊谷美術館700円、萩博物館500円、指月公園210円、萩焼史料館300円、萩史料館500円
    萩たなかホテル22110円(ふぐのフルコース)、博多ー東萩3260円、博多ー厚狭新幹線特急券2410円

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区  分 時間  コメント
10月27日 晴れ
博多駅
12:36 飛行機が遅れて予定より遅れて新幹線に乗る。急げば乗れたのかもしれないので、駅弁を買っていたし、急ぐ旅でも無いので次にした、しかしこれが後でえらい事になる。駅弁を食べていると間もなく厚狭駅(あさ)に到着してしまう。
厚狭駅
13:12
14:26
乗り継ぎは14分か?ウム、違う14時だよ、と言うことは70分だよ、えらいこっちゃ!
なにせ、一日に10本しかない、前の新幹線に乗れば良かったのだ、仕方ないよね
駅のホームで時間を潰すしかない。
やがて1両のジーゼルカーが到着、乗客も結構いらっしゃる、まー1時間に1本だもんね、基本的には列車は北に向かうが、山沿いに東に西に蛇行しながら走る、山肌の赤が奇麗、注意して見るとどうも漆のようだ、去年の秋田も漆が奇麗だったな!途中でトラブル、急停車?運転手さんが「・・・で停止しました、怪我は無いでしたか?」やがてドアから降りて行く、線路沿いにおじいさんが来て話している、なにか書類に書いているようだ、どうも線路内に入っていたため停車したようだ、やれやれ。20分ほど遅れて長門駅に着く。
長門駅 15:35 隣のホームから山陰本線へ?これが!だってさっきのジーゼルカーと同じで1両だよ?いやはや裏日本はこんなものですかね。ここからは海沿いを走るため山育ちの私としては海の風景が珍しいのでゆっくり眺める、しかしここはトンネルが多い。風が有るのか波が高い、やがて大きく右に曲がって萩駅、次に左に曲り込むと東萩駅に到着した。
東萩駅
16:10 取り合えず駅に有る観光案内所で地図を貰って情報を仕入れる。「今日17時から松蔭神社で創建100年祭のもち撒きが有りますのでどうぞ」と教えてくれる、車で5分、と言うことは歩いて20分位かな、それからホテルに行ったので間に合うな。駅を出ると右に立派なビル、ホテルですね、ロータリを左に曲がってしばらく歩いて再び左に曲がる、その先のコンビニを右に曲って行くと左に大砲の模型が飾って有る、明治維新の時鋳造した復元のようだ、その先に松蔭神社になる。
松蔭神社

16:35 境内は結構広い、境内に売店も有る。赤い幔幕をした櫓が出来ている、まだ早いので先に参拝をする、手前に昔の松下村塾(しょうかそんじく)の建物が残っている、こんな狭いところで勉強していたんだ!気持ちがあれば場所や環境は関係ないようだ、結構お客さんがいる、その先に神社。戻って来ると、間もなく宮司さんの挨拶の後祝いのもち播きが始まった、紅白の丸もちが入ったのが播かれる、写真を撮ったのだがどうも拾うのが気になってみんなピンボケで失敗、しかし7個ゲット、お祝い物ですから。
吉田松陰歴史館
17:10 隣の吉田松陰歴史館に入る、閉館時間を過ぎていたが入れてもらう、この心使いが良いですね。
一番ここが展示といい、説明といい良かった。教科書では単純に「安政の大獄」と言う一言で終わってしまうがここにはその歴史とその周りの動きが良く判った。萩での最後の別れの宴や処刑の時の辞世の句に松蔭の人柄が偲ばれる、一番驚いたのはその行動力と言うか、歩いた足跡だ、萩を振り出しに江戸、青森、佐渡、下田、長崎と当時の主な場所に足跡を留めている。それも遊山ではなくその地の著名な方と交わり知識を吸収している、いやーすごい人がいたもんだ。それを松下村塾の塾生たちが受け継いで明治維新の原動力に成って行った、解るな。萩を訪れたら是非ここによって欲しい。
ホテル
18:00 ここからホテルに電話して迎えに来てもらう、ありがたい、もう暗くなったから。
10分ほどでホテルに。先ずはお風呂に入ってゆっくりして食事、今日は特別にふぐのフルコースを注文して置いた。食事は部屋食、テーブルいっぱいの料理、これは太るわい!まー良いか。
お殿様の篭の中にふぐすしが3貫、これは奇麗、ふぐ刺しがお皿にいっぱい、翌日の夕食にもう一度博多で食べたのはたったの5切れ、誰にも邪魔されずに賞味出来る、満足、満足。アルコールを買って来るのを忘れたので取り合えず地酒の冷酒を頼む、ゆっくり賞味する、鍋には先ほどのお祝いの紅白のおもちを入れる、最後にテッチリは用意してあったのを鍋に移して卵を溶かして頂く、満足。温かいのでここは冷たいビールが良いなと思い廊下の自販機から購入してくる、ビールにテッチリ、大満足の夜は更けていきました。
10月28日
椿群生林

6:00
4時30分に起きたがまだ真っ暗、仕度して夜の明けるのを待つ。
宿から国道かな歩いて笠山に向かう、ここは昔ラジオで椿の群落の話が有ったので是非見たいと思って散歩に選んだ、道はやがてT字路になり左に折れると笠山に向かう、右に池が「明神池」いやーここがすごい、なんていっても魚が群れを成して泳いでいる、横から見たいものだ、水族館のようです。海とつながっているが魚は通れないようで皆さんが投げ込んだのが育って増えたようだ。空からとんびが狙っている。
ここから坂道になる登り切ると目の前に萩の城下町が湾の向うに見える、これを下って行くと海岸にそって舗道が続いている、所々で魚釣りの方が竿をだしている、1時間ぐらいかなと思ったが思ったより時間が掛かり焦りだす、池から40分ほどでようやく椿の群生地の駐車場に着く、ここから笠山を巡る道が有るらしいが、笠山に上って降る道を選ぶ、花は3月ごろのようだ、地面に実が沢山落ちている、今の時期は人もいない(時間も早いし)。ここからは本当に細い登山道あまり歩かれていないようで苔むしている、取り合えず早足で山頂に向かう、道はかなりしっかり石が敷き詰めてあったりして荒れては居ない、すべり易いのだけ注意すればよい、「風穴」の標識が有るこれは火山で出来たようだ、一旦平になった後再び登り畑のような場所を過ぎると分岐になり右に急な階段を登ると山頂に達する。
笠山
7:15
8:00
周りは木が有り見通しは無い、展望台が有るからあそこに登ればよいのかもしれない、その先に丸い窪みが有りこれが火口のようで立ち入り禁止の標識が有る、これをぐるーと巡って、降り口を探す?一旦駐車場に降りたら右に有るようでぐるーと巡ると元のところに、何だこれが下からの舗道のようだ、少し下るとさっき分かれた道に戻る。後はさっき来た道を戻る、しっかり汗ばむ。日も大分上がり人も動きだしている。もうホテルでは早い団体さんが出発している、部屋に戻って、本当は風呂に入ってさっぱりしたかったが取り合えず、バイキングの朝食種類は少ないがまーこんなものでしょう、人も少なくゆったり出来る。
東萩駅 9:15 ホテルのバスで駅まで送迎してもらう。さーここからどうしようか、城跡まで歩きながら周りを見ながら行くことにする、橋を渡り城下町へ入る、萩焼の店に入って下調べ、なかなかのものですね、さすがにこれはと思う物は丸が多い。
熊谷美術館
10:00 右に熊谷美術館の標識、取り合えず入ってみる。ここは藩の御用商人の住家で当時はすごかったんでしょうね、なんせかの「シーボルト」からオルガンを贈られている、倉には楽茶碗がいっぱい、スゴイの一言。江戸時代の豪商と言われたすごさを彷彿とさせる品々ほんとに感嘆しか感じない。
ここからが萩のすごいところ、昔のたたずまいがそっくり残っている、昔の絵図がそのまま生きていると言った感じ、塀沿いから武士が出てきそうなのである。
旧周布家長屋門
10:55
旧繁沢家長屋
11:00
旧益田家物見倉
11:05
北の総門
11:10
萩博物館
11:30
12:55
萩城跡(指月公園)
13:25
萩焼資料館
13:50
萩史料館
旧厚狭毛利家
 萩屋敷長屋
14:20
野山獄跡、
岩倉獄跡
14:57
東萩駅 15:20
萩しーまーと 15:30
東萩駅 16:19
長門駅 16:58
17:51
厚狭駅 18:57
博多駅 19:17
東萩に着いて駅の観光案内で聞いたら17時から松蔭神社で100年祭のお祝いのもちまきをするのでどうぞと言われ、歩いて松蔭神社まで、境内には櫓が組んで有る、神社に参拝して待つこと10分、宮司さんの挨拶のあと始まった、7個ゲット、お祝いものだものね。1個は観光案内の方に差し上げました。翌日は笠山に朝散歩、朝食後東萩駅からぶらぶら市内観光と萩焼の見学、土産に一つ買って来ました。
萩は遠かった!厚狭から東萩までがなんとも言いがたい!行きは厚狭で1Hr待ち、帰りは長門で1Hr待ち、いくらなんでもね、不便な水戸線でももう少しましですがな。愚痴はこの位にして置きましょう。

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